茶葉と茎を丁寧に選別した上質な白折を使用。
「白折」とは新芽の茎だけを抽出する茎茶の別名です。
初夏に摘み取った新芽を数ヶ月寝かせ、
秋にさしかかった時期になってから
ゆっくり弱火で焙煎した極上のほうじ茶です。
大量生産することは難しい
時間のかかる製茶方法ですが、
一夏の間「枯らす」という作業が熟成に繋がり
新芽の持つフレッシュな旨味を
最大限に引き出すことが出来ます。
焚き火のように優しい火の力で仕上げるほうじ茶の
ふくよかな甘味と
体をじんわり温めてくれるような香ばしさ。
手間隙かけたお茶は飲む人の心を穏やかにし、
そして丁寧な気持ちを思い出させてくれます。